SESサーバにてトラブル解決に必要な情報とログファイルとスクリーンショットの取得を解説します。
1.ご利用中のSecureDoc Enterprise Server (SES)のバージョン
例)SecureDoc Enterprise Server 9.2
2.サーバ(SES)が稼働しているOSのバージョンと稼働環境
例)Windows Server 2025 64bit 日本語 (x86/x64)
- 物理サーバ(CPU / メモリ / ストレージ HDD/SSD 容量)
- クラウや仮想サーバ(VMWare / Hyper-Vなど、CPUやメモリ・ストレージ割り当て情報)
3.ネットワーク情報
- IPアドレスとFQDN情報
- Firewallなどのセキュリティ機器の有無(インターネット接続間、クライアント間)
4.利用しているSQL Serverの種類と情報
– Microsoft SQL Serverのエディションとバージョン情報
– SQL Serverの稼働環境(SESサーバと同じ / 別サーバの環境情報)
SQL Server Management Studioを起動・ログインしてSecureDocのデータベースを確認しスクリーンショットを取得します。

またヘルプ > バージョン情報からスクリーンショットを取得します。

5.EntraID (Active Directory)の利用
– ユーザ管理のみに利用している(社内ADを利用・クラウド環境(EntraID)を利用)
– SESと連動して利用している(社内ADを利用・クラウド環境(EntraID)を利用)
– 利用していない
6.SESWebの利用
– 利用している
– 利用していない
7.SecureDoc IdPの利用
– 利用している(SESサーバと同じ / 別サーバ)
– 利用していない
8.SecureDocのサポートログ
c:\Program Files(x86)\WinMagic\SDDB-NT\Support\フォルダにある
collectSupportInfo.batファイルを管理者権限で実行します。
サポートログ取得コマンドを実行すると、
c:\ユーザ\[ユーザ名]\“システム名”+wmsupportfiles.zipが作成されます。


9.SDConnexのログ
サーバ(SES)とクライアント間の通信に問題がある場合、SDConnexのログ取得をお願いする時があります。
SecureDoc Configurationを起動し、SDConnex Serviceを選択して、Enable Detailed Trace to Folder にチェックを入れます。
横の…をクリックして、ログの保存先を指定します。

WinMagic.SecureDoc.SDConnexサービスを右クリックし、Stop→Startを行いサービスの再起動を行います。

クライアントと通信を行い、ログの取得を行います。
上記項目1~7までの情報と、手順8,9のzipファイルとスクリーンショットのファイルなどを取得し、
御社IT管理者経由で、販売代理店のサポート窓口またはWinMagicサポート窓口までご連絡ください。