SecureDoc for Linux 8.3SR1をUbuntu18.04.2へインストールする場合、初期設定のUbuntuのパーティション構成では正しくインストール・暗号化が行えない場合があります。
Ubuntu18.04.2をデフォルト設定のままOSのインストールを行うとすべてのHDD領域が/(root)領域に割り当てられており、SecureDoc for Linuxのプリブートプログラムをインストールする領域を確保できずインストールすることができません。
また、Ubuntu18.04.2のOSインストール時にLVMパーティションに設定した場合でも、同一のVLM内に/(root)パーティションとswapパーティションが作成されているためLinuxのプリブートプログラムをインストールする領域を確保できません。
SecureDoc for Linux をUbuntu18.04.2環境にインストールする場合は、OSインストール時のパーティション設定時にSomething elseを選択し、パーティション領域を手動で設定します。その際SecureDoc for Linuxのプログラムをインストールするための空き領域(1GB)を作成します。
Ubuntu18.04.2のインストールが完了しましたら、disksツールを起動して空き領域が1GB確保されていることを確認してSecureDoc for Linuxのインストールを行ってください。
SecureDoc for CloudVMをご利用の場合は、仮想HDDを追加することでこの問題の回避が行えますので、Ubuntu18.04.2デフォルトのパーティション構成でもインストールすることができます。