現在リリースされている「macOS Big Sur」のリリース状況についてお知らせします。
macOS Big SurのデバイスにSecureDocを導入し、SESのクライアントデバイスとして、FileVault2を管理することが可能です。

以下に、現在リリースされているmacOS Big Surのバージョンに対応したSecureDocバージョンを示します。

現状、M1チップを搭載したMacデバイスでSecureDocをご利用いただく場合、
SecureDoc8.6SR1Macインストールファイル(SDFVMac_v8.6001.85)をご利用いただく必要があります。このインストールファイルは、SESバージョン8.6に含まれておりません。別途、ご入手ください。

macOS Big Sur 11.0について
2020年11月から12月の間にAppleストアから購入したデバイスには、macOSバージョン11.0(20A2411)がプリインストールされています。このmacOSバージョン11.0(20A2411)をSecureDocはサポートしておりません。

これらのMacクライアントにSecureDocをインストールする場合は、macOS Big Sur 11.0.1、および、それ以降にアップグレードする必要があります。 -KB 000001833

macOS Big Sur 11.2について
macOS Big Sur 11.2(20D64)に関して、以下の制限事項を確認しています。

SecureDocにより、FileVault2を有効にしたクライアントデバイスをmacOS Big Sur 11.2(20D64)へアップグレードした場合、アップグレードプロセスが、更新前の空き領域をチェックしないため、アップグレードプロセスが失敗する不具合に遭遇する可能性があります。これにより、深刻な問題が発生し、デバイスのデータが失われる可能性があります。

WinMagicは、2021年2月15日にリリースされたmacOS Big Sur 11.2.1(20D75)へのアップグレードを強くお勧めします。このインストーラーは、アップグレードプロセスを開始する前に空き領域をチェックするため、不具合を解決することが確認されています。 -KB 000001876